開発

二次災害を防ぐための防災情報:『防災クロスビュー』とは

 

今回は弊社が開発に携わった災害対策や避難指示等の様々な場面で使われている

「防災クロスビュー」のご紹介をします。

従来は専門家や研究者が取り扱っていた自然災害等の気象情報を、

もっと広く一般の方にも活用して欲しいという防災科学技術研究所様からのご要望を受け、

災害情報を迅速にマップ上で可視化するためのシステム「防災クロスビュー」

の開発をお手伝いさせていただきました。

今回は、「防災クロスビュー」で常時公開されている雪害情報を例にしてご紹介します。

 

例えば、旅行先や出張先など特定の地域でどれくらいの雪が降っているかを知りたい場合は、

「降雪量(解析降雪量)」ページを見ることで過去1時間の降雪量(図1)や、

過去12時間の降雪量(図2)を確認することができるため、事前に履いていく靴を選んだり、

持っていく荷物など安全な準備と行動が可能になります。

 

図1.解析降雪量(1時間)

 

図2.解析降雪量(12時間)

 

加えて、直近24時間の雪下ろし作業の目安も確認できるため、例えば年配の家族が住む地域の状況を

離れた地域からも把握することができ、家族への注意喚起などの連絡も可能です。

 

図3.雪下ろしの目安(雪おろシグナル)(直近24時間)

 

この他、「防災クロスビュー」では大雨、洪水、地震、火山噴火など様々な気象災害に対しても情報を

発信しているため、旅行、出張、キャンプ、家族や友人の安否確認、ボランティア活動など様々な

シチュエーションでも活用可能であり、同時に、二次災害に備えた準備と安全な行動をとるための

重要な情報として活用できます。

 

 

弊社では、お客様の解決したい課題をもとに最適なシステム開発をご提案いたしますので、

お困りごとがございましたら是非ご相談ください。

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